亮ちゃんのことは言葉がうまくまとまらないから、とりあえずおーくらが書いてくれた手紙のことを記録しておこうかな。
発表から2日後のANN内で読んでくれた、おーくらからの手紙。
eighterのみなさんへ
今回自分の考えをしっかりと伝えたいと思い、手紙を書いてきました。聞いていただければ幸いです。
この度、亮ちゃんが抜けて、関ジャニ∞が、5人になるということになりました。同期の、亮ちゃん、ヤス、マルとは、出会って約22年、
僕にとっては唯一ですね、幼馴染のような存在です。
たくさんの時間を過ごして、喜び、悲しみ、いろんなことを分け合ってここまで過ごしてきました。
僕たちは、個々の思いが強いことや、強烈な個性が集まっているからこそ、今までたくさんぶつかってきました。それでも、内が抜けてから、ずっと7人で走ってきました。
みなさんにたくさんの夢も叶えてもらって、たくさんの素敵な景色も見させてもらいました。その時の僕はですね、グループとは永遠に続くもんだと、当たり前のように思っていました。
ですが、すばるくんの脱退ということで、永遠はないのだと改めて知り、ヤスの病気で命について深く考え、濃い2年間を過ごしてきました。
7人が、6人になること。
世間からは、「一人減るだけ」。言葉にすればそれで終わりですが、そんな簡単なことではありませんでした。
1人がいなくなることにより、絶妙に保っていたバランスが、急に崩れてしまいました。
そこから、ヤスが動けない状態での5大ドームツアー。
どうにかみんなに気付かれないように、頑張っていたんですけれど、心は擦り切れて限界に近づいていました。
そして、そんな状態で、この6人でこれからどうやってアプローチしていくんだ、という会話を始めました。でも今で精一杯なのに、来年のことなんて考えられないと、2004年に活動を始めてから、初めて、立ち止まりました。
そこから、6人になった自分たちの方向性、来年はどうするんだ、と、何も見えない中、手探りで話し合い、一度立ち止まろうとか、、、全員がグループを閉じる覚悟も、したはずです。そんな心の状態で話しても、ネガティブな意見しか出ないものです。
それでも6人で時間をかけて、たくさん話し合った結果、今、この選択になりました。
チャレンジの方向性の違いです。
亮ちゃんは多くを語る人ではない分、これから自分の活動で体現していくはずです。
3月末にはですね、今の状態になることが決まり、約半年、どうやったらeighterのみんなが安心してくれるんだろうと、すごく考えた結果、いつかもう一度やりたかった47都道府県ツアーで、みんなに直接会いたい、とスタッフに申し出ました。
新しい僕らの方向性も示さなきゃいけない。複雑なeighterの子たちに、これで進んでいくんだと決意、覚悟を見せなければいけない。
正直ハードルは高いと思います。
でも、傷だらけでも、泥臭くても、前を向いて上を目指していこうと。
僕らは、元々、諦めの悪い人たちです。
こんな状態でも頑張っていこうと、今5人で結束しています。
まだ発表されて2日。eighterのみんなも気持ちが追いついてないと思います。
素直に応援できない人もいると思います。
実際、5人になって、覚悟できていたはずの僕も、ぽっかり心に穴が空いたみたいですけど。
うん、すげえ寂しいですね。
でも、一歩ずつゆっくりでいいから、歩き出さなきゃいけないと、僕たちは歩き出そうと頑張ってます。でも、みんなはまだ、立ち止まっててもいいかなと。
後ろを振り返ってても、全然大丈夫です。
時間が経って前を向いたときに、ちゃんと僕たちがそこに立っていられるように、笑顔で迎えられるように、準備をします。
やっぱりいろいろあったこの2年間はめっっちゃしんどかった。
でも改めて、僕は関ジャニ∞というグループを愛しているんだと再確認できる時間でもありました。
今まで夢を見て過ごしてきた15年間...は、本当に宝物のようなキラキラした、僕にとっての青春です。だからこそ、15年を祝ってもらう、自分たちにとってもめでたいライブを悲しいものにしたくない。
そしてeighterのみんなには、心から楽しんでほしいというところから、発表はライブが終わってからということに決めました。
「十五祭」のライブはですね、セットリスト、細かい演出まで、んー...初めてすべて僕が担当しました。
何一つ嘘はついてないつもりですし、全ての演出に意味を持たせたつもりです。
なので、メンバーはなにも悪くない。
納得いかないことがあるなら僕の演出が間違っていたということです。
責めるなら僕を責めてください。
ただ僕の横には仲間がいます。
重い荷物を分けて持ってくれる頼もしいお兄ちゃんたちがいます。
なので、大丈夫です。泣きたいときは泣きますし、辛いときはしんどいってちゃんと言います。
みんなも、自分の気持ちには嘘をつかず、5人になった僕たちに、正直に向き合ってくれて大丈夫です。
スカパラ谷中さんが、僕たちの1年前のことを歌にしてくれた『メモリー・バンド』という曲の歌詞の中に、『ぼくら人生のステージの上にはいつだって全員で並んでいる』、もうその通りで、これからもそれに変わりはありません。
僕にとっても、グループのメンバーにとっても、一度きりの人生。
今の選択が、正解になるようにがんばります。
ただね、ライブが終わったばっかりで、2日前に発表もあって、正直今......みんなもそうかもしれないし、そうかもしれんっていうかそうだと思うけど、心身ともにすごく疲れてます。このラジオで優くんのファンもいる中、こんな時間をほんとに設けさせていただき、ここまで語らせていただいて本当にありがとうございました。
だからいろんな記者さんたちがいると思うんですけど、もうこれ以上はないので(フフッ僕たち6人をもう追っかけないでもらえるとありがたいです(笑)
そして、eighterのみんなには本当にすごく感謝しています。あなたたちがいたから、この半年ずっっと笑顔でいられました。
ね、みんなも日々辛いこと、悲しいことね、たぶんたくさんあるよね。
でもだからこそ、ライブで笑顔で会えるあの瞬間がすごい幸せなんよね。
まあ明日からお互いがんばって、またライブで会うときには、泣いててもいいから、笑顔で会えるといいなと、思ってます。
お互い元気もらって、支え合って、ここまで来られたと自分では思ってるんで、これからもこんな大変な俺たちだけどよろしくお願いします。
これはもう本当に、あのー...メンバーも関係なく事務所も関係なく、個人的な意見を言わせてもらいますが、
こういうことがあると、いつも突然だから、安心できないよね。
もう次こういうことがあるなら、、僕はもう、終わりでいいと思うし、ちゃんと、お互い心の準備ができるよう発表したいと、自分は思ってます。
リスナーのみなさん、個人的なお手紙にお付き合いありがとうございました。
2019年9月7日 大倉忠義より
- 「すいません!これ以上のこともないですし、これ以下ですね、もないですし。」「なんかあの、素直に言わせてもらえる場所だったんで。なんか…どうすればいいやろー...て思いながら、部屋で一人ずっと書いてたんですけど。」
- おーくらがセトリ演出をしたって話に。自分が15周年の演出をしたいと思った。優くんからのいつもより物理的な距離が近いと感じた、って感想に「ありがたい!」とおーくらさん
- 昔から応援してくれてる人も、いつファンになってくれた人でも楽しめるようにしたかったので、松竹座の緞帳とブザーをオープニングで使った。「ほぼほぼ15年前の僕たちには会えてないんですよ。でも、15年前の松竹座にみんなを連れて行きたかったんですよ」
- 最近はバンドが多かったから、バンドじゃない自分たちの魅力もちゃんと知ってほしかった、と。でも関係者からは「もっとバンド聞きたかった」と言われたそうで、でもそんなん知らん!と。「俺らとファンのためのライブだから。それをめちゃくちゃ大事にしたかった」「だから自分たちも楽しかったし…めちゃくちゃ楽しかった!」
- ジャニーさんのお別れ会は自分たちのツアーセットで行われたこと、一般の部の参列者が8万8千人だったこともあって、「なんか僕らエールを送ってもらってるような…ジャニーさんに。がんばれよ、つって言われてるような気もして」
- 亮ちゃんのこと、「急いで『腑に落とす』こともないかなって思ったりもしてて」と優くん。
- エイトは去年から話し合ってて、ファンのみんなとは時間の流れが全然違うから、「全然、『すぐ整理ついて』なんて言うつもりもなくて。無理だし、そんなん。だから勝手にね、こっちが47ってのを掲げてやっていくって決めたかもしれないけど、そんなの全然、俺らに乗っかってくれなくていいし、」
- 「(止まるっていう選択肢もあったと思うけど)止まることってなんかできないんですよね。なんかそれをしちゃうと、なんだろ...(次始めるときに)すげー力がもっと要りそうで。今より。」「一回ちょっと休みたいってのもあるけど(笑)、でも、次のところからコンチクショウ!て気持ちもあるから、すぐ走り出したいなって思ってるんで」
- 「なので、(ファンの子には)そのまんまで居てくれたらなって。無理せず。」
ここまで30分弱、率直な気持ちを教えてくれたおーくらと、それをしっかり受け止めてくれた優くん。
優くんとラジオスタッフには本当に感謝です。
亮ちゃんの発表があってからの3日間で一番泣いたかも。
会見もなく、なぜかレンジャーも更新されず、だったからモヤっとしてた。
やっぱり本人の言葉が一番しっくりくるよ。受け止められる。
また、読んでるおーくらの声が口調が優しくてさ……泣けた。
やっぱりこの人が好きだなあ、エイトが好きだなあと思わされた。
気持ちを伝えてくれてありがとう、だよ。おーくらさん。
『ぼくら人生のステージの上にはいつだって全員で並んでいる』
いつだって8人だったんだね、これからもきっとそうだね。
「メモリー・バンド」Music Video+ドキュメンタリー / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA